ユネスコ・ウィーク(オタワ会議)に参加

2017年3月6日から10日の1週間、カナダのオタワで、「平和と持続発展のためのユネスコ・ウィーク:UNESCO Week for Peace and Sustainable Development:The Role of Education」が開催されました。JAMから代表と事務局長が会議に参加し、ブースでアートマイル壁画を展示しました。

【ユネスコ・ウィークとは】

この会議は、ユネスコが推進している「持続可能な発展のための教育(ESD: Education for Sustainable Development)」と「地球市民教育(GCED: Global Citizenship Education)」の二つを併せた会議で、目的は、「持続可能な発展目標(SDGs)」を達成するために教育の役割について議論し、新しい教育アプローチを見い出すことでした。

世界中から400人以上の教育専門家、政策決定者、教師が集まり、会議前半の6日~8日はESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)の発表&議論が行われ、後半の8日~10日はGCEDの発表&議論が行われました。

【ジャパンアートマイルの会議参加の経緯】

JAMが2016年12月にユネスコ本部で「アートマイル壁画展」(ユネスコ日本政府代表部共催)を開催した際に、ボコバユネスコ事務局長が「アートマイルの国際協働学習はESDとしてもGCEDとしても有効なプロジェクト」と高く評価してくださいました。教育局のチョイ部長(Division for Inclusion, Peace and Sustainable Development)も「アートマイルはESDのグローバル・アクション・プログラムとしても、GCEDとしても効果がある」と評価してくださり、「これがもっと世界に拡がるようにオタワでアピールしてはどうか」とユネスコ・ウィークに招待してくださいました。

ユネスコ・ウィークはユネスコ本部から招待された人しか参加できない会議です。

ユネスコ・ウィーク in オタワ(2017.3.6-10)

【オープニング】

ボコバ事務局長は、「異文化理解を促進し、社会の回復力を強化し、未来をナビゲートする新しい形の教育が必要です。私たちはこれまでの努力の結果を踏まえて、教員養成やカリキュラムを具体的に変革しなければなりません。改革を成功させるためには、スキルと自信を備えた教師が必要です。」と教師が変わることの必要性を強調されました。

 

ボコバ氏に昨年201612月にユネスコ本部で開催したアートマイル壁画展のお礼をお伝えしたところ、アートマイルプロジェクトのことをよく覚えておられ、今回も展示ブースにも来てくださいました。

【ESDとGCEDのジョイント会議】

全体会では、気候変動・先住民・ジェンダーなどの問題が共有され、持続可能な未来を達成するための様々な分野の取組やそれぞれの機関の役割などについて発表があった後、テーブル毎に参加者間で議論し、全体で意見を共有しました。
その中で、「世界を変えるためには教師の役割が大きい」ことが確認され、「教師の変革を起こす方法を共有し、支援する必要がある。」「ESDを教授法に統合して学習を改善する努力をしないと成功しない。」などの声が上がりました。

分科会は、ワークショップ形式とディベート形式で進められました。ここでも各国の実践発表の後、それぞれの課題についてテーブル・ディスカッションが行われました。
JAM代表からは、「持続可能な開発目標(SDGs)を教育で実現するためには、教師自身の変革が必要である。教師が未来を創る次世代を育てているという自覚を持ち、自身がグローバルな視野で考え、直面する課題を世界の人々と協力して解決したり、協働して新しいものを生む出す経験をすることが有効である。今回いかに教師をトレーニングするかが課題となっているが、セミナー等でトレーニングして教室に持ち帰るというよりは、アートマイルの国際協働学習のように実際に文化背景が異なる世界の人と協働する体験を通して、子どもだけでなく教師もグローバルシティズンとして鍛えられる。協働体験の成果物が明確な形で見えることも重要である。成果が目に見えることで、実践者は大きな達成感を得ることができるだけでなく、達成感は世界の人々と協働する自信となる。」という意見を出しました。

全体会・分科会を通じて多くの出会いがありました。

【レセプション】

3月8日の夜にカナダ歴史博物館でレセプションが行われました。これからの新しい教育という共通の想いを持つ400名を超える参加者の方々と親しく言葉を交わし、エキサイティングな時間を共有しました。

【クロージング】

クロージングでは、ユネスコ本部のチョイ教育局部長が閉会の挨拶をされました。「これまでに様々な取組が行われ、一定の成果が得られた。それはそれで良いことだ。しかし、今求められているのは、new reality(新しいリアリティー), different approach(これまでにないアプローチ)だ」という言葉が非常に印象的でした。

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